GPA

GPAとは?

GPA(Grade Point Average)のGradeとは,成績評価の段階を指します。法政は,2008年度移行,素点で90点以上をA+,80点以上をA,70点以上をB,60点以上をC,60点未満をDとする,5段階のGradeを用いるようになっています。その他,不受験やリポート未提出などで評価不能になった場合には,Eになります。これらLetter Gradeを点数に換算したものがGrade Pointになり,A+,A,B,C,D,Eの順にそれぞれ4,3,2,1,0,0点となります。履修登録科目すべてについて「GP×その科目の単位数」を求め合計し,履修登録した科目の総単位数で割った平均(Average)がGPAとなります。

GPAな何のために?

学生自身が自分の「学び」について振り返る上で,取得した単位の「量」のみでなく「質」も考慮することが容易になります。いくらたくさん単位を取っていても,すべてCでは少し淋しいです。かといって,取得した単位がすべてA+でも,卒業所要単位に満たなくては困ります。つまり「量」と「質」の両方が重要であり,これまで以上に「質」に関する情報を学生に提供することが目的となります。学生は,セメスターごとに算出されたGPAと,その時点までの通算GPAを見ることで,入学後の自分の「学び」の在り方について,より深く振り返ることが可能になるでしょう。

GPAは万能か?

GPAは学生の学習成果の評価の指標として万能ではありません。例えば,学期中に1科目だけ履修登録し,A+を取った学生と,10科目登録しすべてでA+を取った学生は,どちらもGPA=4.0になり,区別できません。これは極端な例ですが,GPAはあくまで「取得した単位の質」についての指標であり,「全体的にどれほどの学習をしたのか」の総量についての指標ではないということです。もし,総量的な学習成果を評価したければ,「GP×単位数」の合計で評価することも可能です。これだと,上の例(すべて2単位科目とすれば)では前者のGP合計は,8.0,後者は,80.0と区別できます。 いずれにせよ「GPA=学生の価値のすべて」ではありません。GPAが一人歩きし,無批判に学生の優劣の指標に用いられるような事態は避けなくてはなりません。適切な評価観に基づいた運用をしていくように留意しましょう。