私の授業のひと工夫 第24回

■A■ OHC(実物投影機)で、プリントや本を見せる
配布プリントを、スクリーンに大写しにします。実物投影機ですから、書き込みながら講義できます。「聞き逃した!」と言う学生は発生しません。また、参考文献の現物を見せることもできますし、絵巻物を持って来て巻きながら解説することもできます。

■B■ 見やすいプリントを配る
配布プリントは、A3、1枚(両面印刷)のみ。情報量は「必要最小限」にします。詳細部分は、学生自身がメモします。また、プリントには、多く、ふりがな(ルビ)を付けます(留学生がいるから)。

■C■ 10分前に講義を終了する
早めに授業を終われば、学生たちは、質問にやって来ます。友達と喋りながら、リアクションペーパーに、たくさんの感想を書いてくれます。講義終了~チャイムが鳴るまでの10分間は、非常に大切なアクティヴラーニングの時間です。

■D■ リアクションペーパーに色々書かせる
授業中に、「××が出て来る漫画や映画があったら教えて!」とか、「××という言葉を入れて短歌を作ってみよう!」など、お題を与えて、書いてもらいます。面白いものは、翌週、紹介し、本人に訊いて解説してもらいます。ペーパーのおかげで、授業への参加意欲が高まるようです。

■E■ 試験問題は、「本を読まないと答えられない問題」にする
試験問題は、1か月前に告知します。例えば、「『○○の歴史』の第四章と、『××の思考』の第六章を比較し、見解が異なる点を説明せよ」など。そうすると、学生は、1か月かけて本を読んで来ます。試験中も、「参照可」なので、学生は、その本を相対化して自分の言葉で説明しようとします。この形であれば、「剽窃」は発生しません。