私の授業のひと工夫 第19回

 キャリア体験という体験型講座(履修者30名以下、2年生対象、通年開講)について御紹介します。本講座の狙いは、インターンシップを通じて、実社会と大学での学びをより実践的に接合させていくことにあります。
 講座では、① アルバイトの比較自己分析を行います。例年、履修者の95%以上がアルバイトをしています。その内容と意義を検討します。
② アルバイトと希望就職先との乖離を認識し、インターンシップを選定します。アルバイトも活かし方次第ですが、本講座では希望業界内で<練習試合>を積み重ねることを推奨しています。
③インターンシップの進捗を共有し、フィードバックをします。課題が見つかれば、その分野の専門家をゲスト講師に招聘し、学びを深めます。
 実社会に出て、成功・失敗を経験します。その経験を大学に持ち帰り、学問領域の知識・理論と向き合います。この経験を基軸とした相互循環サイクルで、履修学生は加速度的に成長していきます。

*キャリア体験での取り組みに関する参考論文 田中研之輔・五月女圭一著 2015「アルバイトからインターンへの内的分析」『生涯学習とキャリアデザイン』vol.13:77-91.

http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/11589/1/sgcd_13_1_tanaka_sohtome.pdf