期首・期中アンケートの活用

本学で全学的に実施されている「授業改善アンケート」は、教員が担当している科目を受講している学生の出席率、予習・復習の時間、教室環境の適切さ、座席位置や授業に対する意見等を把握しうる貴重な情報元の1つであり、教員の教育の質向上に向けた「授業改善」には、必要・不可欠なツールの1つである。その貴重な情報は、当該授業の学生に対してはアンケート結果の集約期間の関係から、シラバス等への気づきとして反映させることが可能となっている。 即効性のある「授業改善」ツールとして、ミニッツペーパーやコメントシートを利用した、例えば毎回の授業の終了時に、その授業での感想やわかりにくかった項目、良かった点等を記述してもらい、次の授業でそれらの意見をパワーポントやニューズレター形式にまとめ紹介したり、また、小テスト等を実施することにより、学生の理解度を把握しながら授業を進められている教員も多いが、それらの整理、集計やコメントに対する意見等の作成には、教員の負担も大きいのは周知の事実である。その問題点の解決の1つとして、期首・期中アンケートを是非、お試しいただきたいと思う。 学生による授業改善アンケート(期首):学部学期初め用(A表)は、初回程度の授業で実施し、該当授業を履修した動機、授業で身につけたいこと、担当教員の話し方の聞き取りやすさ、板書・スクリーンの見やすさおよび成績評価の仕方が理解できたかどうかを調べることができ、授業の幹の構成はシラバスに従って行いますが、枝葉の部分では、アンケート結果より学生の身につけたい事項や項目も織り交ぜることにより、学生をより授業に集中させることも可能であり、私語対策にも繋がります。 つぎに、学生による授業改善アンケート(期中):学部毎回・普段用:指定質問(B表)および:学部毎回・普段用:自由質問(C表)ですが、B表は固定質問形式で、授業速度や講義内容、板書等の理解度や各授業の満足度の調査、C表は、任意の質問形式で、専門知識の理解度を担当教員の設定したアンケート項目(板書や口頭でアナウンス)により、把握することが可能です。また、授業期間中、随時何度でも実施できる手軽なアンケートです。アンケートの集計結果は、各キャンパスから、FD推進センターに送ることにより、翌週には紙面にて受け取ることができ、また希望すればCSV形式のデータも提供されます。集計・結果のデータ処理は、基本的に必要ありません。 普段、少しでも授業内容、授業進め方や学生の習熟度等で疑問が生じた場合には、手軽な期首・期中アンケートを実施してみてください。、即効性のある「授業改善」の一助になると思います。