チームワークと実践的技術力の醸成を目指して

数人のチームを組み、目標設定、実施計画策定、実施、結果の発表を行い、チームワークの重要性の認識、実践的技術の習得を目的とするものです。 実施方法はそれぞれの学科に任されておりますが、私のゼミでの実施例をご紹介します。 私のところでは、急激な普及が見込まれているスマートフォン(android端末)のアプリケーション開発を3名で1チームを作り、実施しました。3年次では、JAVAプログラムの知識はありますが、実践的な経験は皆無であるため、まずスマートフォンとは何か、何ができるのかを調べ、それから作るものをチームで決めました。 その後、開発計画を自ら作成し、開発環境の整備、仕様の決定、実施計画作成、実際の開発、実機テストまで実施しました。結果の発表は12月に行いました。チームへの指導やアドバイスは教員がTAのサポートの元随時実施し、常に進捗状況を把握しフォローするようにしました。結果としては、それぞれのチームでユニークなプログラムを開発でき、自分で考えた物を作る喜びを感じることができたと同時に、チームでの開発経験を積むなかで、単に個人的な知識だけでなく、チームでの連携やコミュニケ―ションの重要さをメンバが認識できました。